フリーターからリクルートエージェントを利用した転職活動
僕は一昨年に一度脱サラをして、フリーターで生活していました。しかし、もう一度自分のやりたい職種で就活をしてみたいと思い、2015年冬にネットで転職エージェントを調べたところ、リクルートのサイトが出てきましたので、登録したのが最初のきっかけです。
最初はリクルートエージェントのサイトから何社かの転職エイジェンシーとメールのやり取りをしていましたが、僕がやりたかった「クリエーター系営業職」の仕事の紹介を依頼したところ、リクルートエージェント以外は該当なしという返事を頂き、最終的に消去法でやり取りをするようになった次第です。
就職活動のアドバイスなどは専門のマッチング担当者が行なってくださいますが、一度会社を辞めた人間をもう一度受け入れるのはハードルが高く、よっぽど能力があったり前職で役職や実績を出していたということが明確でなければ、履歴書とエントリーシートだけで落とされてしまうことがほとんどだということで、とても苦い顔をしながらとりあえずたくさん受けるようにということを強く勧められた印象です。求人情報自体は、さすがは大手といったところで、たくさん紹介状を持っていらっしゃいました。数にして10社くらいを一度の面接でご紹介いただきました。その中で何社かに履歴書とエントリーシートを送ってくださることになりましたが、担当の方は「あまり楽観的に考えないように」と積極的というよりかは慎重に紹介をしたいと言った感じでした。
結局最終的に求人に応募したのは10社前後で、そのうち書類通過したのが1社でした。アパレルの一次卸のような会社で、服飾の企画営業をできるということで、僕の想像とぴったりのところだったこともあり、ここに全力をかけました。エージェント側は終始冷静で、面接日程と心構え、注意事項などを淡々とお伝えいただき、あとは自分の実力で合格するようにというスタンスでした。
最終的に、その志望した会社に面接に行きました。結果は不合格でした。あとでなぜ不合格だったのかの理由をエイジェンシーに問い合わせたところ、本当か嘘か真実は分かりませんが、募集したかった人材と応募してきた人材にズレがあったため、面接したすべての志望者を不合格にしたとのことでした。その後は、アルバイトが忙しくなりしばらく就職活動をしていませんでしたが、エージエンシー側からありがたいことに定期的にお仕事の紹介はしていただきました。結局今もアルバイトをしているので、成功例ではありませんが、総合的にいうと冷静に的を得た対応をしていただけたという印象です。マッチング担当者が長年働いていたベテランの方だったのですが、若い担当者に当たるとまた違う雰囲気になるなどの話を小耳にはさむこともあり、同じ転職代理店でも一概に「こうだ」と言えない部分もありそうです。